AdRollが2015年に東京オフィスを開設してから2年が経ちました。先日AdRoll Tokyoの2周年を記念して開催した「AdRoll Tokyo Chapter3」では、AdRoll Tokyo代表取締役社長の香村とグローバル各国から来日したExecutiveらが、3年目を迎えたAdRoll Tokyoの今後の展望について話しました。

2周年の節目に発表する今回の「State of Performance Marketing」レポートでは、日本のマーケターの意識がこの1年間、2年間でどのように変化したかという過去との差異にも着目しながら、現在のマーケターがどのようなマーケティング手法に関心を持ち、予算を配分しようとしているか、さらに各マーケティング手法への期待感と課題も合わせてまとめています。


今年は、プログラマティック広告、リターゲティング広告、モバイルマーケティング、メールマーケティング、アトリビューション、そしてフルファネルのパフォーマンスマーケティングという6つの分野に焦点を当て調査を行いました。今回のレポートは、これらの6分野を対象テーマとすることによって「マーケティングファネル全体を通して潜在顧客にどのようにリーチしようとしているか」というマーケターの意識を浮き彫りにしています。


その中で「日本のマーケターの意識がアメリカやAPACなど海外のマーケターの意識に追いついてきている」という一つの傾向が見えてきました。特にプログラマティック広告やリターゲティング広告の予算配分、アトリビューションへの興味関心についてその傾向が大きいことが明らかになりました。

一方で、目標が複数あるにも関わらず、効果測定指標が一つしかないといった「理想」と「現実」のギャップを感じているマーケターが多いことが調査結果から見受けられました。AdRollが実施した「消費者リサーチ2017」でもCPA偏重からの脱却が進んでいることが明らかになっており、目的に合わせたKPIの設定がこれまで以上に重要になってきていると言えるでしょう。

さらに、例えばアトリビューションに関する調査では、興味関心や予算配分の伸びとは裏腹に今だシングルクリックに頼りがちである、つまり混合アトリビューションのような新しい手法に手を出せないでいるマーケターの姿も浮き彫りになりました。本レポートの冒頭で「マーケターが理想とするデジタルマーケティングにテクノロジーが追いついてきた」という昨今の状況を指摘していますが、これからはテクノロジーが実現した新しい計測と分析の手法を、マーケターが勇気を持って積極的に取り入れる時期を迎えていると言えるのではないでしょうか。

様々なマーケティング手法をバランス良く活用することによって、新たな結果が見えてくるかもしれません。AdRollは、そのようなチャレンジをする日本のマーケターの皆さまのマーケティング活動を少しでもお手伝いできればと思っています。

マーケターをはじめ、デジタルマーケティング業界の皆さまにご一読いただければ幸いです。
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