AdRollのAPIについて

AdRollのAPIについて概要をご紹介します。AdRollでエンジニアをしている志田です。

目次:

1. アドテク分野に求められるAPI

2. AdRollのAPI、 APIのサンプル

3. Developer portalの紹介

4. 今後の展開と次回の内容


1. アドテク分野に求められるAPI

広告IT製品のAPIではレポーティング、作業自動化のAPIが求められます。

マーケターは複数製品を組み合わせてマーケティング施策を実行・管理しており、どの製品が何のパフォーマンスに影響しているか把握する際にレポーティング情報は必須です。単一の製品のレポートを複数並べても、そこから類推したり結果を算出するのは難しいですよね。

例えばITインフラのレポートを例に取ると、fluentd(http://www.fluentd.org/)のような集約ツールで集約し、Elastic searchにデータを投入、Kibanaでビジュアル化する・・というのがトレンドとしてあります。

アドテク分野ではGoogle Analyticsと各ベンダーのレポートを比較してそれぞれ判断するというのが主流かと思います。

製品・サービスは多岐に渡り、レポートを1つに集約し、集約するためにどう複数のレポートからデータを参照するかは重要で、簡単なことではありません。

 

また、広告は様々な種類のサイズが存在します。どの面でどのクリエイティブの広告を出すか?1つのキャンペーンで数十の広告が存在するケースもあります。

結果、複数のキャンペーンを管理する広告代理店の工数は非常に大きなものになります。どこのIT産業でも言われる「自動化」の流れはアドテクにも当然きており、広告の入稿やキャンペーンの開始など、可能な限り人的工数を取り除きたいニーズがあります。

入稿がギリギリで深夜に複数人で一気に更新をかける・・というケースは私達の業界では避けられない事象です。そうなるとミスが発生したり、働いている人のやる気を削いでしまうというような望まれない結果を伴うことがあります。

プログラマティック広告という言葉が出てきており、自動化することで良い循環が生まれます。

 


2. AdRollのAPI、APIサンプルのご紹介

AdRollでは上記に述べたレポーティング、作業自動化のAPIを提供しています。

Reportingについては以下のURLからどんなレポートが取得できるか閲覧できます。

 

AdRollのデベロッパー向けサイト

https://developers.adroll.com/docs/reporting-api/index.html#reporting-api-index

 

curlでのサンプルを見てみましょう。パラメータで必要な引数をつないでgetリクエストを投げます。

USER: AdRollの管理画面に入るためのメールアドレス

PASS: パスワード

MYAPIKEY: Developer portalで取得したAPIKEYを入力

advertisable EID: 広告アカウントの管理番号 例えば管理画面からお客さま情報を確認すると、URLがhttps://app.adroll.com/dashboard/account/personal?advertisable=advertisable のように表示され、このadvertisableの部分にある英数字の文字列がお客さまの広告アカウント管理番号になっています。

curl -v -u ‘USER’:’PASS’ “https://services.adroll.com/uhura/v1/attributions/advertisable?apikey=MYAPIKEY&breakdowns=summary,entity,date&advertisable_eid=advertisableEID&currency=JPY&start_date=2017-06-01&end_date=2017-06-10”

 

どういったデータが取れるのか、詳しくは上記のデベロッパー向けサイトを御覧ください。

 

作業自動化についてはpostでリクエストを投げます。こちらもパラメータで必要な引数をつなぎます。curlでのサンプルを見てみましょう。ここではpostリクエストを送る試験ツールで送る際に生成されるcurlのサンプルを記載します。

 

curl -X POST   https://api.adroll.com/v1/advertisable/edit   -H 'authorization: Basic auth'   -H 'content-type: multipart/form-data'  -F advertisable=advertisableEID   -F 'blacklisted_sites=targetURL’

 

 

上記はblacklistという配信をしないサイトを追加するためのpostリクエストです。例えば複数のお客さまを管理されている代理店さまがいらっしゃるとして、すべてのお客さまに同一のblacklistを適用したいというような場合に使うことが出来ます。

 

自動化では、キャンペーンを作成する、広告を入稿する・・などの作業が他にも可能です。自動化によって作業の正確性が上がり、工数が削減できます。普段の業務改善をするためにAPIは是非活用いただきたいと思います。


3. Developer portalの紹介

AdRoll APIでは現在、API KeyをAPIパラメータにつけていただくようにお願いしております。以前は必要ありませんでしたが、今後よりどういったAPIに利用ニーズがあるのか把握するためにAPI Keyをつけていただくようお願いしております。API Keyは以下Developer portal から取得することが可能です。

 

https://developers.adroll.com/

 

Register後、MyAppを記載していただき、API Keyを取得します。そこで得たKeyをパラメータとして記載します。

 

AdRoll APIのドキュメントはWebで以下より公開しています。

https://developers.adroll.com/docs/guides/get-started.html

 

英語である点についてはご承知おきくださいませ。


4. 今後の展開と次回の内容

現在、レポート取得のためのエンドポイントが uhula, prospecting、と製品によって別れており、1つのAPIですべての製品のレポートデータが取得できません。これを一元的に管理できるマルチプルレポーティングAPIを現在開発中です。

 

公開準備ができ次第、このブログでも紹介させていただきます。

 

それでは、APIを是非どんどん活用していただければ幸いです!

Let’s hack AdRoll API!

どうぞよろしくお願いいたします。

 

志田